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2006年4月24日 (月)

天童に行ってきました(1)

この土日、人間将棋が行われる天童に行ってきました。
徳島からは東京まで夜行バス、東京からは山形新幹線「つばさ」号で天童入りと、片道の総距離1000キロの長旅になります。
土曜日の朝6時前に東京・渋谷に入ってから新幹線の座席指定を取ろうとしたのですが、満席で予定した列車に乗れない。orz
みどりの窓口で開いている便を探してもらったのですが、一番早いので大宮9時26分発の「つばさ107号」。 (渋谷と大宮の間は「湘南新宿ライナー」で移動しました) 。2時間待ち、しかも山形止まり。山形で後続の「つばさ109号」に乗り換えて、次の天童駅に着いたのが12時6分。ぎりぎりセーフでした。

Sn340099

天童は駅舎も将棋の駒の形をしていました。改札が2階にあるので、ちょっとわかりづらいのですが、屋根がとがっていて五角形をしています。公衆便所の入り口も、上がとがった将棋の駒形をしていましたよ (笑) 。


Sn340032駅前の広場の舗装には、なんと詰将棋が埋め込まれていました。空いた時間に解こうと思ったのですが、自分の棋力では無理でした orz 。後でパンフレットに書いてある答えを見てしまいました (最後に答えを書いておきます) 。こういう詰将棋の舗装が、市内に19か所もあるということです。


Sn340037 そんなこんなで、シャトルバスに乗って舞鶴山へ。すでに準備が始まっており、多くのお客さんが来ていました。前座で地元の高校生の空手の演舞や、小学生の太鼓の披露などがありました。

天気はよかったのですが、山頂の桜はこれからが見頃という感じでした。この日は暖かく好天にも恵まれ、昼になるといくつか花がほころんできていたようです。


Sn340048 いよいよ入場。人間将棋を考案したのは豊臣秀吉だということですが、戦いの総指揮となるのはなぜか織田信長に扮した武将。後でわかったのですが、かつての天童藩は織田信長の末裔が藩主となっていたということです。


Sn340052 人間将棋の駒の方たちが定位置につき、指揮をとる千葉女流王将と甲斐女流初段も、鎧を身にまとって後方の櫓にのぼります。


Sn340055 いよいよ戦闘開始。先手の甲斐さんの四間飛車を、後手の千葉さんが居飛車穴熊で受ける戦型になりました。

甲斐さんが仕掛けて急戦模様となったのですが、千葉さんのほうに見落としがあり、最後は大差がついて甲斐さんの勝ちとなりました。


Sn340066 対局後、千葉さん (右) と甲斐さん (左) が解説の野月七段 (中央) とともに挨拶。好局に観客の皆さんから惜しみない拍手が起こっていました。ちなみに、野月さんはトレードマークだった金髪を黒髪に戻しており、今年は気合いが入っているのかもしれません。


Sn340031 天童駅に戻り、駅前の「将棋資料館」に。卒業研究ということで、学割 (200円) で入り、撮影の許可も得てきました (資料用なのでブログでは写真を出せません m(_ _)m ) 。

コーナーの半分以上は将棋の駒についてだったのですが、将棋の伝来や世界各地の将棋、大型の古将棋や軍人将棋などについても多くのスペースを割いていました。将棋資料館では、将棋はインドのチャトランガに始まり、東南アジアを経由して日本に伝来したのではないか、という増川先生の説を採用しているようです。

将棋の駒については、ほとんどが彫り駒かスタンプだと思っていたのですが、天童では伝統的な「書き駒」(駒に漆で直接文字を書く) も残っているということでした。天童独自の草書体の駒もいくつか見かけたのですが、個人的には読みづらいと思ってしまいました。

将棋の歴史や世界の将棋についてまとめた書籍や論文集もあり、中でも梅林勲先生と岡野伸先生の「世界の将棋」は、買い取りたいくらいだったのですが、さすがに非売品。遊戯史学会の「遊戯史研究」も何冊かありました。

閉館時間が近づいてきたので、駅前の物産館でおみやげを買って、近くのそば屋で一人で夕食。天童はそばの名産地でもあります。その後ホテルに戻って早めに休みました。2日分の予定が1日で片付いてしまったのですが、2日目は天童市内を散策してみることにしました。残りは後ほど。

詰将棋の答え……▲1六金△同桂▲2四金△同玉▲3六桂△2三玉▲2二飛△1三玉▲2四金 まで9手詰め

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コメント

みた

投稿: ちょめこ | 2006年4月24日 (月) 17時35分

>みた
それだけかいな……。orz

書き忘れを思い出したのでこっちへ。
来年の人間将棋に呼んでいただきたいプロ棋士の方々を書いてみます。
男性では、何かと話題になる、橋本六段、瀬川四段、熊坂四段。ハッシーには初手「▲9八香」とか、意味のわからない手から勝ちきっていただければ。
女流では、急成長の若手から、里見女流1級と室田女流1級。この2人の対局と武将姿がすごく気になります (おい) 。トークができなさそうなのが心配ですが……。

投稿: Tamago915 | 2006年4月24日 (月) 17時56分

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