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2006年7月 4日 (火)

第3回ゼミのレジュメ

今週末(7月9日)、3回目のゼミがあります。
7日に徳島を出発して、奈良(橿原考古学研究所)→福井(一乗谷朝倉氏遺跡資料館)→大阪(ゼミ)と移動する旅行になります。
単に大阪へ往復するだけだともったいないので、いろいろ予定を付け足してしまうわけです(笑)。この旅程ですが、想像するほど飛び回るわけではなく、近畿の地図の西の端(徳島)から東の端(福井)までに収まっています。

で、いつものように、ゼミのレジュメができたので公開します。例によって一太郎形式ですので、一太郎ビューアをインストールしてご覧ください。
前回のゼミで、「醉象」の駒について少し聞かれましたし、持ち駒ルールの採用には重要な意味を持つ駒だと考えていますので、今回取り上げてみました。

興福寺出土の習書木簡(駒と一緒に出てきたもの)に「醉像」の記述があるのですが、これを後世の醉象と同じものだと考えてしまうと、いろいろ矛盾が出てきてしまいます。

  1. 二中歴に「醉象」の記述がないのはなぜか。
  2. 11世紀に、玉将が2枚作れる、といった画期的なルールを考え得たかどうか。
  3. 二中歴の将棋+醉象だと、醉象だけが2段目に配置され、美しくない。
  4. 駒の1文字目は玉・金・銀・桂・香と仏教の宝物が並んでいるのに、「醉」って何だ?
  5. 「象」の名を持つ駒はチャトランガに由来できるが、習書木簡は「像」なのはなぜか。

などなど。ここを突き詰めるだけでも5~6枚のミニ論文は書けそうです。

以前に公開していた書きかけの論文は破棄して、一からやり直すつもりです。とはいっても、放送大学の論文は11月提出なので、そんなに時間があるわけじゃないんですよね……。

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