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2011年2月21日 (月)

[読書メモ]岡島悦子『ビジネスプロフェッショナルの仕事力』

ビジネスプロフェッショナルの仕事力(岡島悦子)

2008年に出版された本で、本田直之さん、勝間和代さん、糸井重里さんら、そうそうたるメンバーが参加しています。仕事力となっていますが、「情報活用力」と帯にはあり、そちらのイメージが近いでしょうか。

印象に残ったのが、1章の御立尚資さん。自分自身のゴルフの経験から、ゴールを決めてそこに着実に到達するステップを考える技術が、自分のやり方(要はまず手を動かす)とは全く逆で、新鮮でした。走りながら考えてしまって、最初に頭を使うのが苦手なのですが、スタートがしっかりできればもっと自分はうまくやれるのかもしれない、と思いました。

3章で勝間さんに将棋界の厳しさを話された棋士はどなたでしょうね。将棋界で勝間さんと対談できる人というと、羽生名人が真っ先に思い浮かぶのですが、羽生名人なら名前を出されているでしょうし、うーん、どうなんでしょう。

5章の糸井重里さん、徹底的に消費者の目線で考え、「プロの消費者」が現れたというあたり、よくわかります。自分もものづくりの現場にいますが、ユーザーのことを忘れ、技術におぼれてしまうと、使い勝手の悪い製品を作ってしまいます。技術は手段であり、目的ではないというのを、常に意識して仕事に向き合いたいものです。

6章の田坂広志さんのウェブ革命、いま中東やアフリカで起こっていることにも重なりますね(あちらは政権を倒して本当の「革命」になりましたが)。情報の非対称性がなくなり、皆が同じ情報を持ったとき、仕事の上で何を差別化要因とするか。戦略であり、感性であり、先を見通す力ということになるかと思います。

少し古い本ですが、かなり以前に買って積ん読にしていたものでした。
最後の日経の宣伝は蛇足になってしまっていますが、それを除けば、もっと早く呼んでおけばよかったと思う1冊です。

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