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2011年4月20日 (水)

[読書メモ]中谷彰宏『30代で差がつく50の勉強法』

30代で差がつく50の勉強法(中谷彰宏)

中谷彰宏さんは、私が好きな著者の一人です。書かれた本の中でしか中谷さんを知らないのですが、非常に前向きで活動的で、自分にもできそうなことをたたみかけるようにアドバイスしてくれます。
一番印象に残っているのは、(といいながらタイトルを忘れたのですが)中谷さんの書かれた恋愛指南で、彼女がほしいバッグが遠く離れたところでしか扱っておらず、取り寄せもできないなら、チャンスと思って買いに行けというものでした。つまり「そこまでする」ことで、相手を思う気持ちを形として表せるのだということです。

さてこの『30代で差がつく50の勉強法』は、タイトルの通りメインターゲットは30代ですが、それ以外の世代の人でも十分に読む意味があると思います。30代になったつもりで、あるいは30代の気持ちになりながら、大人の勉強について考えられるでしょう。
この本にもあるのですが、大人と子供の勉強の違いは大きく3つあると思います。1つは、子供の勉強は正解がある問題に対して正解を導き出すことですが、大人の勉強には正解がありません。自分で答えを作り、そこに至るまでの過程も含めて勉強となるわけです。
2つめは、子供の勉強はやらされる、言い方を変えれば他から目標を与えられるものですが、大人の勉強は自ら目的を作って勉強することになります。大人の勉強は100パーセント自分のためにやるものですから、モチベーションが非常に大事になります。
さいごに、子供の勉強は試験本番までなど、明確なデッドラインがありますが、大人の勉強は継続することに意味があります。前の2つとも絡みますが、問題に正解がない(ときには、問題そのものが明確に提示されない)ものを自分の意思で勉強していくものですから、いつでもやめることができるし、いつまでも継続することができます。

中谷さんは物書きなので、読書について多くの分量を割いていますが、勉強というのは日々新たな知識を吸収していくこと。そのためには知識の入手経路を限定せず、自分と対立する意見や、自分より経験の浅い人の主張も、まずは取り込み、咀嚼し、消化することが重要です。
本書には「勉強する人はむかつかない」というのもありました。勉強することを多くの意見を消化する、消化できなくても腹にためておくことが大事だといい、自分の意にそぐわない主張を腹にためておけない人が「むかつく」と感じるのだそうです。語義的に「胃がむかつく」といった使い方をするわけで、食物だけではなく意見や知識も、身体が受け付けないから「むかつく」のだといわれると、なるほどそうかという気になります。

奥付によると、この本は2002年に書かれたものです。自分は今読みましたが、出版当時に読んだ30代の人は、今はほぼ40代。
40代、50の○○。別の作者ですが、そういう本が最近ベストセラーになっていますし、私も現在進行形で読んでいますので、近々ここに感想を書けるかと思います。

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