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2011年6月30日 (木)

[読書メモ]むらかみかずこ『できる大人の“一筆添える”技術』

できる大人の“一筆添える”技術(むらかみかずこ)

先日、さとう(旧姓むらかみ)かずこ先生のお話を聞ける勉強会があり、参加してきました。
さとう先生は、口下手で内気だったのが、自分の気持ちを手紙などの文章で表現するのは好きだということでした。手書きのよさを誰よりも感じている人なのだろうと思います。

いうまでもなく、一筆添える技術は多くの人がやっていないことで、だからこそ日常のやり取りに一筆添えたメモを加えると、効果が大きいわけです。ただ、それが面倒なだけで、誰もやろうとしないということですね。

本書では、一筆添えることの心理的なハードルを下げ、逆に楽しくしてしまう工夫が盛り込まれています。
ハードルを下げるほうでは、いわゆる手紙文――「拝啓」から始めて時候のあいさつから書き出すものです――を使わず、気軽に書くことを推奨しています。手紙文の堅苦しさが手書きのハードルをあげているので、そこまで型にはまらずとも、気軽にやればいいのですよ、という作者の声が聞こえてくるようです。この後述べる一筆箋や絵葉書も、書ける分量が少ないため、堅苦しい部分を抜きにすることができる、という効果もありますね。

そして楽しくする方法として、一筆箋や万年筆などの道具を紹介しています。万年筆は工芸品となっているものもあり、高いものでは数十万円もしますが、安いほうは1500円のものもあるそうで、数千円から手に入ります。ペン軸、ペン先、インク(カートリッジ)の組み合わせができるので、店頭でいくつか試させてもらい、自分に合ったものを探すのがよいかと思います。自分は1本だけ持っていますが、何本か持っておくと便利のようです。
一筆箋や絵はがきなどの紙のほうは、もっと求めやすい価格となっており、季節や気分によって使い分けられるように何冊か用意しておくというのがよさそうです。はがきだと切手も必要ですが、郵便局に行くといろいろなデザインの切手が売られているので、一度足を運んで損はしないと思います。

字を書くのが苦手という人もいますが、バランスと余白を意識して、丁寧におおらかに書いていけば大丈夫。自分も字がきれいなほうではありませんし、どうしても急いで書いてしまって文字が崩れてしまうのですが、気をつけることと数をこなすことが大事なのではないかと思っています。
最近の「日経ビジネスアソシエ」には、文字の書き方講座が連載されていますので、そちらを参考にするのもよいかもしれません。

さて、セミナーでさとう先生のお話を聞き、この本を読んだことで、自分でも早速実行に移してみました。
文具店や郵便局などで一筆箋、絵はがき、切手を購入し、セミナーの感想をブログに書いたことをさとう先生に葉書で報告しました。そして今日(6月30日)は仕事の締め日で、請負元の会社に納品物があったので、よろしくご査収ください、今後も頑張りましょうと書いた一筆箋を添えてあります。もうひとつ、大家さんに部屋の契約更新の書類を送ったのですが、この機会は逃してしまいました。そこにも一筆添えたらよかったなあと、ちょっと後悔。
まだ2回だけですが、慣れてくると結構楽しいものです。こういうちょっとした手間を惜しんでいたことで、人間関係で損をしていたのかなと思うこともありますが、これから取り戻せるだろうし、取り戻していきたいです。
大事なことに気づかせてくれた、この本の作者であるさとう先生に感謝です。

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