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2011年7月14日 (木)

[読書メモ]長谷部誠『心を整える。』

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣(長谷部誠)

サッカー日本代表のキャプテンをつとめ、ドイツのヴォルフスブルクで主力選手として活躍している、長谷部選手の著書です。
サッカーの話は当然出てきますが、技術や戦術の話はほとんどなく、試合や日常生活における心の持ち方に、多くのページを割いています。

長谷部選手は昨年のワールドカップで、岡田武史監督に開幕直前にゲームキャプテンを言い渡されました。人を率いる力ではなく、常に冷静さを失わず、チームをまとめる調整型のキャプテンだと言えるでしょう。岡田監督や前キャプテンの中澤佑二選手とは違うタイプで、チームが苦境にあっても冷静さを失わず、全員が一丸となって前を向ける力を与えてくれるのではないかと思います。
また、長谷部選手は、未来を嘱望されたスター選手ではありませんし、経歴はむしろ地味なほうかもしれません。そんな選手が多くのタイトルを獲得し、日本代表でも欠くことができない存在となったのは、おそらくは不断の努力と、絶えず挑戦を繰り返してきた結果だと思います。もっとも、本書にも書かれているように、当人は努力を評価してもらいたいとは、全く思っていないでしょうけれど。

最初に書かれている、「心を鎮める時間を作る」ことは、非常に共感しました。私の場合、仕事や日常の忙しさ、あるいは常に動いていないと自分の成長が止まってしまうという焦りや不安がありますが、ときには立ち止まって自分を見つめ直す時間が必要なのかもしれません。別の本にも同じようなことが書かれていましたし、若きトップアスリートがこうやって自らを振り返る時間を作っていることに、素直に驚かされました。

そして、「常に挑戦を続ける」姿勢にも、強く心を動かされました。
選択に迷ったら、自分をより成長させてくれるほうへ。また、易きに流れることは、自分を信頼してくれる人の期待を裏切り、迷惑をかけることになる。余談になりますが、ついこの間、仕事で確認を手抜きしてミスを起こし、関係する皆様に迷惑をかけてしまった身としては、非常に耳の痛い話です。

最後に、自分に言い訳をしない、楽な方向に逃げないというのはよく言われますが、それは全く自分のためだと理由付けしていることがほとんどです。ところが長谷部選手は、楽なほうに逃げると「周囲に迷惑をかける」と書いていて、その点に新しい気づきを得ました。
自分のために自分を律するのは、非常に強い心が必要になります。ともすると自分に負けてしまい、結局は楽なほうに逃げてしまいます。ですがこれを周囲のため、他人のためと思って行動すると、意識付けが非常に高くなるのではないか、少なくとも自分はそうだと感じました。
この域に達するには、まだまだ自分は心が弱すぎますが、一歩一歩前進して行ければと思っています。

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