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2011年8月21日 (日)

[読書メモ]ダニエル・エイメン『「わかっているのにできない」脳〈1〉』

「わかっているのにできない」脳〈1〉エイメン博士が教えてくれるADDの脳の仕組み(ダニエル・G. エイメン)

部屋が片付けられない、忘れ物が多い、集中力が続かない、――。
自分のいけていないところで、仕事にも影響する部分があるのですが、どうやらADD(注意欠陥障害)の典型的症状ではないかと感じる部分があり、理解を深めるためにこの本を読んでみました。

ADHD(注意欠陥多動性障害)という病気は耳にしたことがある人も多いと思います。子供の病気だと言われていましたが、現在では成人にも起こりうる症状ですし、このうち多動のない症例がADD(注意欠陥障害、あるいは不注意優勢型)として扱われています。
原因については研究中の部分もあるものの、本書ではSPECT(単一光子放射断層撮影)という仕組みによって脳の活動量を測定することで、ADD患者の脳の活動状態や、6つの分類を行っています。

途中にチェックリストがあるので、自分も回答してみました。その結果は、典型症状ではないものの、不注意型ADDの疑いありとなりました。先に書いたように自覚している部分はあるので、まあそんなものかなという感じです。
また、頭部への外傷が脳に損傷を与えており、それがADDの原因となる場合もあるとのことです。自分も幼いときに鉄棒から落ちたり階段で足を踏み外したりして、頭を打ったことは何度かありますので、ちょっと不安。
とはいえ、本書にあるような脳内の検査をしたわけではないですし、実際のところは性格的な部分かもしれません。そのあたりは、自分でも慎重に取り扱っていかないといけないですし、診断がどうあれ自分自身とつきあっていかないといけないのは変わらないわけです。

著者のエイメン博士は医者ですから、治療法としてはまず薬物療法があげられるのですが、投与されているアデラールやリタリンは、日本ではADDの治療に認可されていない薬品なので、自分がたとえADDであっても、日本中どこに行っても薬物療法はありません。
それ以外の治療法として書かれているのは、食事療法(高タンパク・低炭水化物食)と運動療法。診断を受けていないので「治療」とはいえませんが、逆に炭水化物ばかり摂っている、運動をしないというような生活にはならないように気をつけたいところです。

生活パターンの改善など、自分でできることが書かれていればなおよかったのですが、第2巻に対処法が詳しく書かれているようなので、そちらも見てみたいと思います。

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