« [読書メモ]辻秀一『仕事に活かす集中力のつくり方』 | トップページ | [勉強会]2011/8/27 第44回読書チャンプル@恵比寿 »

2011年8月24日 (水)

[読書メモ]清水克彦『3秒で夢をかなえる仕事術』

3秒で夢をかなえる仕事術(清水克彦)

3秒。案外長いです。決して一瞬ではなく、呼吸1回の時間くらいですし、歩けば数メートルは進めます。筋トレをしていれば、負荷をかけた姿勢を3秒間保持することが、どれだけ大変か体感できるでしょう。3秒の間に判断、決断することは、難しいようでいて実はそれほど難しいことではないだろう、と思います。
麻雀の桜井章一さんが、「打牌は3秒以内」というルールを作っていますが、それ以上考えても悩んでいるだけだという考え方だったかと思います。仕事においても、熟考よりも即決が勝ることも多く、短時間での判断が常に拙速というわけでもありません。

ただ、本書にもありますが、「動きながら考える」と「動いてから考える」とは全然意味が違っていて、本書が目標としているのは前者。後者はそれこそ拙速なだけです。必要なタイミングで素早く判断を下し、状況の変化に応じて修正していくと いうことができれば、行動の速い人になれるといえます。
自分はこの点まだまだで、ややもすれば動いてから考える、拙速なやり方になりがちです。仕事の全体像を見ないで行動するので、目の前のものしか判断材料にしておらず、状況の変化が見えていないと感じることも多いのです。「動きながら考える」を、意識しておかないといけないですね。

後半は、時間だけではなく仕事や生活全般の考え方について、「3」という数字をキーワードでまとめています。こじつけに感じるところがないとは言えませんが、なるほどと感じさせられるポイントも多かったです。
二者択一で迷ったら、第3の選択肢をあげてみる。選択肢が増えることで、評価軸が明確になり、判断がしやすくなる。
相手の意見に3割だけ反論する。全否定して論争を挑むのも、相手に完全に取り込まれるのもよくない。「反論」というと対立するかの印象もありますが、相手の意見を一旦受け入れて、自分の意見をそこに乗せていくようなイメージでしょう。
また、100点満点を目指すために必要以上の時間をかけたり、あらゆる顧客を満足させようとして総花的な施策になってしまうよりは、3割は見切って70点のほうがいい、という考え方も紹介されています。

執筆の話もありました。この本は40のポイントがあげられていますが、毎日1つのポイントを書いていくことを積み重ねて、この形になったということです。まとまった時間はとれなくとも、すきま時間の有効活用で、大きな仕事もできるという実例といえるのではないでしょうか。
自分も執筆には興味がありますし、こうやってレビューも書いているのですが、すきま時間を有効活用できないか、もっと意識してみたいと思いました。

|

« [読書メモ]辻秀一『仕事に活かす集中力のつくり方』 | トップページ | [勉強会]2011/8/27 第44回読書チャンプル@恵比寿 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/75808/45719022

この記事へのトラックバック一覧です: [読書メモ]清水克彦『3秒で夢をかなえる仕事術』:

« [読書メモ]辻秀一『仕事に活かす集中力のつくり方』 | トップページ | [勉強会]2011/8/27 第44回読書チャンプル@恵比寿 »