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2011年10月23日 (日)

[読書メモ]井上裕之『30代でやるべきこと、やってはいけないこと』

30代でやるべきこと、やってはいけないこと (戦略的に人生をつくる19のリストと56の言葉)(井上裕之)

私自身、30代も後半になってきたこともあり、自分の生き方はこれでよかったのか、このままでよいのかと、考えることが多くなります。仕事や人生において、1つでも上のステップに進みたいという気持ちはあるのですが、そのためにどういう行動を取ればいいのかがわからず、楽をしたいという気持ちに負けてしまうことを、繰り返しているように感じています。
その結果として、指針を求めていろいろな本に手を出してしまうのですが、こういうところは、自分の弱さなのかもしれません。

この本も「30代」というタイトルに惹かれて購入しました。やはり考え方を変え、行動を変え、習慣を変えていかなければいけないということがでてきましたが、著者が重視しているのは潜在意識を変えていくことだということでした。
潜在意識というのは、個人個人の中にいつの間にか投げ込まれている感覚や価値観で、本能的にわき上がってくる快不快の価値観や「今日はうまくいきそうだ」といった予感、瞬時に判断を求められたときに現れる直感の部分にあたります。本能や無意識の部分でポジティブに感じられれば、成功に向けて努力しやすくなり、結果成功にたどり着きやすいということはいえるので、自分の潜在意識がどのようなものであるかを知ること、そしてポジティブな潜在意識を持つことが大事だとあります。

潜在意識の持ち方、変え方については、もう少し掘り下げてほしかったのですが、セミナーなどで話される内容のようです。もう少しお金と時間を使わないと、得られないみたいですね。
それと関連するかもしれませんが、自己投資の重要性についても触れられていました。お金があれば自己投資に回せるのに、と考えるのではなく、将来のリターンのためにお金がなくても自己投資をする、という考え方に変えていこうということでした。また、リターンもため込むのではなく、淀ませずに自己投資に繰り返していくことでさらに成長していけるということです。
また、努力は裏切らないということも繰り返し書かれています。将来のどこかで、必ず見返りがある、逆の言い方をすれば、努力を怠った結果は必ず自分に跳ね返ってくる、ということです。楽をしたいという気持ちは、うまくコントロールしていかないといけないようです。
(余談ですが、こうやって並べると、著者さんは講演会やセミナーを開催していますので、自己投資の名目で自分のセミナーに誘導している要にも見えます。私の潜在意識は、この人のセミナーでは投資した以上のリターンを得られるとは思えない、とブレーキをかけているわけですが、その理由が自分にあるのかどうかまでは、私にもわかりません。)

話を戻して、最終章にある「やってはいけないことリスト」が興味を引きました。具体的に書いてしまうのは(いろいろな意味で)はばかられるのですが、最後の1つ、「失敗したと考えてはいけない」というのが強く心に響きました。失敗と断じるのは簡単ですが、それでは何も残りませんし、むしろ潜在意識にはネガティブな印象が植え付けられてしまいます。
自分もつい最近、仕事で大きな失敗をしたと感じた出来事があったのですが、それを次に生かすためには、その出来事からどのようなポジティブな結果を得たかというところに着目していきたいですし、またそうしなければならないと感じます。その出来事から少し時間がたっているので、ようやく落ち着いて考えることができたのですが、直後の時点でどう考えられるかですね。これは自分の課題になりそうです。

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