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2011年10月 8日 (土)

[読書メモ]うだひろえ『誰も教えてくれないお金の話』

誰も教えてくれないお金の話(うだひろえ、泉正人)

お金の話、それも自分の身近なマネープランの話は、避けて通っている人が多いのではないか、という印象を受けます。考えるのが難しいとか面倒だとか、将来が不安定で気が滅入るとか、お金にがつがつしていると思われるのが嫌だとか、いろいろ理由はありそうです。
実際自分もマネープランは苦手で、支出を抑えるより、仕事のやり方で収入を上げるほうを考えてしまいます(ブログに取り上げた書籍を見ても、働き方の本が多いはず)。なので他人のことはいえないのですが、自分はたぶん、マネープランを考えるのが面倒なんだろうと思います。
昔は、こういったことを考えなくても普通に生活していけたし、マネープランを前面に出す人は株式投資などに力を入れており、お金に執着しているという印象があったかと思います。ですが現在は、ただ働いているだけでは普通に生活できないようになってきていると感じます。どうしてもマネープランを意識せざるを得なくなりますし、決して楽な時代ではないと感じますが、本題から離れますのでおいておきます。

収入のうち、「生活費の残りを貯蓄する」なのか「貯蓄して残りを生活費にあてる」なのかで、考え方もずいぶん変わってきます。私の家の場合は、銀行の定額積立預金で毎月強制的に貯蓄していますし(コンビニや時間外でお金を下ろすときに、手数料がかからない特典を買っているようなものですが)、妻も月々の生活費のうち、いくらかを別口で積み立てているようです。そういう意味では後者の考え方ができているのかもしれません。
賃貸住まいでローンを組んでいないので、固定金利と変動金利のどちらがいいか意識したことはありませんし、直接お金を扱う投資もほとんど経験がありません(最初に勤めた会社の社員持株会だけ)。リスクの少ない生計を立てられているとは思いますが、家計簿をつけていても毎月赤字で、どこをどうすればいいのだろうかと頭を抱えてしまいます。

監修に名前が出ていますが、『年収のあがらないあなたへ』などを書かれた泉正人さんが本編にも登場します。「消費」「投資」「浪費」の話が泉さんの言葉として出てきますが、この考え方はいくつかの書籍で紹介されていますし、改めて考えてみたいと思いました。
私は家計簿に「自己投資」の費目をもうけて、自分の知識にする書籍代や新聞代、資格試験の諸々の費用などを「自己投資」としていますが、投資になっているのかどうか。泉さんの言葉を借りれば、投資とは「払ったお金以上の価値を生むもの」なのですが、本を読んだり資格試験の勉強をしたりして知識は貯められても、その知識を生かす行動が取れておらず、このままいくと単なる浪費に終わってしまいます。株式やFXなど、直接お金を扱う投資とは違って結果が見えにくいのですが、投資と言うからには何らかのリターンを求めていかないといけませんね。それが今の仕事で成果を出すことなのか、新しい企画を形にすることなのか、わかりませんが。

さいごに、この本、著者がイラストレーターということもあり、全編がマンガで書かれています。それだけに非常に読みやすいのですが、通勤電車の中でスーツにネクタイ姿で読むのには、やっぱり抵抗がありました(笑)。まあ、週刊のマンガ雑誌を電車の中で読むよりは、ずっとましだと思いますが。この本は少なくとも感想ブログという形になりましたし、「浪費」ではないでしょうから。

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