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2012年3月 9日 (金)

[PR][読書メモ]岸本知子『三十路のエレクトーン』

■三十路のエレクトーン(岸本知子)

電子書籍です。そして、自費出版です。
なぜこれを取り上げたかというと、著者が私の身内(妻です)、出版社が私の勤め先ということで、自分からも紹介していろいろな人にこの作品やサービスを知ってもらいたい、というところは当然あります。
ようは宣伝ですね。最近ではステマとも言うようです(あからさますぎてステルスになっていないけれど)。

電子書籍という形でインディーズの著者を発掘するサービスとして、弊社が「inko」というサービスを立ち上げました。iOSとAndroidのそれぞれに対応したアプリで、App Store(iTunes Store)およびGoogle Play(旧Android Market)からダウンロードできます。

昨年の秋に始まったサービスで、妻にこの話をしたら、非常に興味を持ってくれました。高校で漫画部に所属し、エッセイなどを書いていた文学少女の血が騒いだようで、自分も出したい、と私の予想を遙かに超える反応でした。
すぐに社内の編集担当につないで、出版までの流れについて説明してもらい、その後は昼夜をとわず原稿と向かい合う毎日だったようです。元漫画部ということで、エッセイと漫画を組み合わせた構成になっています。
ちなみに妻自身、購入方法を説明したドキュメントを作っていますが、これも漫画での説明だったりします。

ビジネス書や自己啓発書ではないので、仕事や自己の成長に役立てるような読み方をするのはちょっと違うのかもしれませんが、あえてそういうところを探すとすれば、下巻の長子の話がそれにあたるでしょうか。
たしかに自分も、長子(弟がいます)だからかどうかはわかりませんが、上司や先輩の話は素直に聞いてしまうほうです。でもそれは、自分が質問をしたり意見を求めたりするときに、自分の考えを十分に練っていたわけではないので、自分の考えに自信がない、もっというと何も考えていないからそのまま他人の言うことを受け入れてしまう、という部分はあるだろうと感じています。
年齢や経験から、いつまでもそうしているわけにも行かず、自分の考えで物事を動かせるようになっていかなければならないので、考えに自信が持てない、あるいは考えないというのは自分の欠点になってしまっているし、改善したいところです。
「俺はクリエイティブな仕事しとるさかい、上からの指示に従っとるだけじゃ、ええ仕事はでけへん」
……うーん、自分のセリフとは思えませんね。恥ずかしいです。関西弁なのも含めて。

そして最終章の「あこがれダム」、妻のほうが自分よりも考えて生きていますね。
本書のテーマであるエレクトーンの演奏も、そして執筆と出版も、十何年も前からやりたいと思い続けて、思い続けて、あるタイミングで実現したときにその思いが爆発する、そんな心のありようが伝わってくる文章です。
時間やお金やその他諸々の理由で、やりたくてもやれないことというのは誰にでもあるかと思います。でもそこで諦めないで、やりたいという気持ちを常に持ち続けていれば、小さなチャンスでもものにできるし、向こうからチャンスが飛び込んでくることにも気づけるのでしょう。
自分が本当にやりたかったことは何か、私自身見失いつつあります。何か大きな夢や目標があったはずなので、そこに立ち戻って、自分の生き方を見つめ直してみたいものです。

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