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2012年4月11日 (水)

[読書メモ]築山節『脳が冴える15の習慣』

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める(築山節)

別の本で読んだ、「失敗ノート」の話からこの本にたどり着きました。まだ失敗ノートを付けるに至っていませんが、寝坊した、忘れ物をした、家に届いたはがきを紛失した、不用意な発言で妻の気持ちを傷つけたなどなど、小さな失敗はいくらでもあります。小さいミスだからといってないがしろにしていると、ミスをすることが習慣というか常態になって、大きなミスにもつながりますし、なによりも自分に自信が持てなくなります。
失敗を記録することで、ミスに対する意識を高め、同じ失敗を繰り返さないことを念頭に置くことができるようになります。また、あとで見返したときに、昔の自分はこんなつまらないミスをしていたのかと、自分の成長を感じることもできるのかもしれません。
……ここまで書いて、失敗ノートを付けるのを面倒くさがっている自分って何なんでしょうね。

さて、本書は脳神経臨床医が自らの治療成果などをもとに書かれた書籍です。訪れる患者さんの中には、うつ病のような症状をしめす人も紹介されていました。ざっくり書くと、心療内科だと思考のプロセスや脳内物質による精神の安定を中心に考えますが、脳神経科では脳の器質や活動状態の改善から考えるという印象で、治療のアプローチも違っているのだと思いました。どちらが優れているというわけではなく、状況により必要なアプローチは異なってくるでしょうし、様々な治療の仕方があるのだということです。

部屋や机の片づけが、思考の整理に役立っているということは、なるほどと思いました。ある程度の量の作業であれば整理せずとも何とかなっても、キャパを超えるといきなり収拾がつかなくなります。片づけのできる人は思考の整理も得意で、大きな問題も自分の手が付けられる小さな問題に分割して、全体を把握しながら適切な手順で作業に取りかかれるようになるということです。
自分の場合、会社の机は片付いているのですが(クリアデスクの決まりもありますし)、家の机はもはや収拾不能。物事の整理はできているほうではないのですが、これも机の整理=思考の整理、ということを示す一例なのでしょう。

効率よく作業をするには、時間を区切ること。仕事の場面でも、最近は残業時間に上限が設けられたり、定時退社日があったりするので、働く時間は短くなっていますが、仕事の総量は減っていません(むしろ増えているかも)。仕事の能率を上げなければならないのですが、それには時間を区切ることが有効です。
夏休みの宿題を8月の終わりになってようやく集中して取りかかる経験は誰にでもあったと思いますし、2時間で3000字の文章を書くことは通常は無理でも、そのように求められた試験の中ではできてしまいます。次の日曜日(2012年4月15日)が、情報処理技術者試験で、まさしくその状態に立たされます。
このブログも、その日のうちに書いてしまおうと思うのですが、いつも日をまたいでしまって、あとでこっそり投稿日時を変更することもあります。逃げ道があるから、集中し切れていないんでしょうね。

あと、定期的に脳の画像を撮影して検査する、というのが興味深かったです。時間もお金もかかるのですぐにはできませんが、自分の脳のどの部分が活発に働いていて、逆に働きの悪い部分はどこか、それが自分の性格とどういった関連があるのかは、気になるところです。自分の場合、左脳と右脳のどちらが働いているのかも気になります。IT開発者という仕事柄、左脳優位とは思いますが、企画や発想を出すのも好きなので、右脳もそれなりに使っていると思うので。

本書で取り上げられたいくつかは、すぐにも実践できることですので、自分も行動を変えて行ければと思います。ブログはすでにこうやって作っているし、家事は掃除以外は妻と分担で行っているから、あとは失敗ノートと部屋の片づけですね。

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