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2012年4月

2012年4月28日 (土)

[勉強会]2012/04/22 午後から日経ウィークリーを読もう会

○コミュニティ名:朝から日経ウィークリーを読む!
○名称:第24回午後から日経ウィークリーを読もう会(4/22)
○日時:2012年4月22日 14時00分~16時00分
○場所:カフェ・ド・クリエ サンシャイン通り店Googleマップ
○参加者:3名

英語にアレルギーはありませんが、すらすら読めるほど得意ではないので、英字新聞を読むのはなかなか骨が折れますし、こういったイベントでもないと読む機会もないだろうと思います。
日経ウィークリーは、英字新聞の体裁は取っていますが、内容や価格(500円です)は週刊誌と考えてよいかと思います。日経新聞などの記事をピックアップし、英訳して掲載しているので、最近のトレンドを知りながら英語を学ぶ教材としても使えるのではないでしょうか。

今回取り上げられた記事は、以下のとおりです。3人で2時間回したので、2周してしまい、自分が準備してきた記事が他の人に先に紹介されたりして、かなり焦りました。

・自然解凍の冷凍食品
・日本の農業生産は世界の大国
・スポーツジムの若者取り込み
・携帯電話のワイヤレス付属品
・英国は日本のものづくりの「輪」に学べ
・フィリピンの英語記者のオンライン英会話教室

自分は冷凍食品と、携帯の付属品の話題を取り上げました。
勤め先に弁当を持って行っているので、調理の手間がかからない冷凍食品は重宝しています。記事にあるように、電子レンジを使わないで、凍ったまま弁当箱に入れておけば昼には食べられるようになっている自然解凍の冷凍食品が増えてきているように感じます。
記事中、「弁当男子」(英文でもbento danshiとなっていました)やLet's pon!(記事中には「ponは入れ物に放り込むことを表すオノマトペ」とありました。味の素の「お弁当にポン!キャンペーン」のことのようです)などのフレーズがあり、ユーモラスな部分もありました。

携帯電話の付属品は、iPhoneでのワンセグTV視聴、外部増設メモリ、デジタルペンなどが紹介されています。記事以外のもので話に出てきたのが、Suicaが装着できるiPhoneのカバー。接続していないのでワイヤレスの枠には入りませんが、モバイルSuicaっぽく使いたいのだなあ、とおもしろく感じました。

スポーツジムの話は、取り上げたかったのですが、先に紹介されたものです。最近は行けていませんが、スポーツジムにはよく通っていました。ジムの開設には、プール・スタジオ・マシンの3つが必要だったのが、最近は一部を省略して設備コストを抑えたところも出てきているようです。
また、個人で入会すると月1万円前後の利用料がかかりますが、これも柔軟なコース設定で抑えていけるようになっています。自分は転職してから、保険組合の団体会員として利用していて、1回ごとに料金を払っているのですが、これだと安い反面、継続のモチベーションが高まらないですね。

今回は自分の準備不足があったのですが、もう少し記事を読み込んで、もっとすらすら英文が読めるようになってから、また参加したいですね。

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2012年4月25日 (水)

[勉強会]2012/04/22 『2022――これから10年、活躍できる人の条件』を読む会@池袋

○コミュニティ名:本を共に読んで活かす会@大宮 / 読書チャンプル(共催)
○名称:4/22(日) 『2022――これから10年、活躍できる人の条件』を読む会@池袋
○日時:2012年4月22日 10時00分~12時00分
○場所:カフェ・ド・クリエ サンシャイン通り店Googleマップ
○参加者:5名

テーマ本を決めての読書会を主催するのは初めてでしたが、この本はそれだけの価値があると思い、2つのコミュニティの共催で読書会を実現しました。
別の読書会でも話題になっており、自分も電子書籍で読んでいたのですが、今回の開催に当たって、改めて印刷の本を購入し直しました。
また今回は、読書チャンプルでの読書会で採用している、「ワーク」を行いました。ワークとは、主催者側から参加者に提示する作業で、手を動かしてもらうことが多いのですが、今回は具体的に掘り下げた質問を事前に告知しておき、読書会の場で答えてもらうものとしました。質問の数は少なめにして、深めてもらう時間を多くとるようにしています。

(1)本書の中で最も興味を持った部分を、ひとつあげてください。章全体を通した主張でも、あるページのワンフレーズでもかまいません。

(1')読書会が大きく取り上げられていることも、本書の特徴です。読書会だけではなく、どんなイベントを立ち上げたいと思っているか、また実際に立ち上げているか、聞かせてください。

(2)本書にあったように、これから会社というものはなくなっていくのでしょうか。また、私たちの働き方は、どのように変化していくでしょうか。

(3)10年後の「理想の自分」を教えてください。理想の自分が社会にどのように関わっているかも、あわせて聞かせてください。

(4)巻末(266~267ページ)のシートを拡大コピーして人数分用意して行きます。皆さんの希望と期待で、各自で余白を埋めてください。(時間の都合上割愛)


上記4つと、話の中で出てきた1つ(1')を追加して、参加者の皆さんに聞いていきました。

(1)は、各参加者がそれぞれ違った切り口で見ていることがわかり、興味深かったです。
私自身は70年周期説を取り上げましたが、明治維新も敗戦も「外圧」で起こったことなので、その連想で行けば次の大変革も外国主導となります。現状から可能性があることを考えてみると、日本という国が経済的に破綻し、外国や国際機関が財政を行う事態でしょうか。
歴史を見ても、大震災そのものは変革の起点になりませんが、戦時中に南海地震、幕末には安政地震があったことは、記憶にとどめておくべきかもしれません。

(1')は、興味を持った部分として、TEDなどの読書会を取り上げた話から発展しました。この春に4コミュニティ合同での「100人の花見」を開催した方が参加されており、その話を聞くことができました。運営のノウハウを知り、多くの経験ができますし、交友関係を一気に広げることができたのではないかと思います。
ほかにも、社会人向けの図書館講座や、子供向けの金融教室と行ったアイデアも出ました。私はちょうど著書「読書会のススメ」を電子自費出版で発売したところだったのですが、これもイベントのひとつといえるでしょうか。

(2)については、現状の延長で考えていた部分も多いかと思いますが、あまり明るい話にはなりませんでしたが、プロ野球のように1つのチームで活躍する働き方から、サッカーのように移籍が当たり前になる働き方に変わっていく、という意見は示唆に富んでいました。
私自身も雇用の流動化はもっともっと進んでほしいし、週の2日はA社、2日はB社、1日はNPOで、といった働き方もあっていいと思っています。
ITや建築はプロジェクトという考え方があり、そのプロジェクトが完成するまでの期間限定で人を集めてチームを作る、というやり方が増えています。常に自分を必要とするところに機動的に動ける労働環境も、これからは見直されていくのではないでしょうか。

その逆に(3)は、参加者の夢を聞くことができました。独立したい、海外から日本を見たい、全国で読書会を開きたい、などなど。
いまは普通の一般人かもしれませんが、今後はそういう人たちが社会に影響を与えるようになっていける時代です。自分も、本業であるシステム開発ではユーザーに喜んでもらえる製品やサービスを提供しながら、読書会や勉強会で多くの人に成長の楽しみ、学びの喜びを感じてもらいたいと願っています。

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2012年4月21日 (土)

[読書メモ]海原純子『こころの格差社会』

こころの格差社会―ぬけがけと嫉妬の現代日本人(海原純子)

本書が出版されたのが2006年。当時は「勝ち組」「負け組」が流行語となり、堀江貴文氏らITベンチャーの成功者が時代の寵児としてもてはやされる状況にありました。
それから6年の間に、堀江氏はライブドア事件で犯罪者とされ、さらにリーマンショックと東日本大震災で、日本の経済事情は大きく変わりました。勝ち組、負け組という言葉も聞かれなくなりましたが、それは経済事情の変化だけではなく、勝ち組は本当に勝ち組だったのだろうか、という疑問が多くの人の中に起こったからではないかと思量します。

自分は、当時の言葉で言うところの「勝ち組」ではなかったでしょう。その後徳島から東京に転職し、埼玉に引っ越しましたが、収入はそれほど変化していません。ですが今は、自分は恵まれた側にいるのだろうと感じています。
学歴もあったし、2度の転職を経験してなお、正社員として働き、自分の仕事にやりがいをもって取り組んでいます。結婚もして、(子供はいませんが)幸せな家庭を築いています。形の上では、自分が恵まれた側にいることは、否定しようがありません。その立場から、より立場がよくない人、具体的には非正規雇用者やワーキングプアと呼ばれる人々を、どのように見ていくことになるのか、逆に私が彼らからどう見られているのか、考えさせられます。
個人的には、正社員と非正規雇用の間に壁を作りたくないし、ワーキングプアがなくなるような仕事のあり方、取り組み方を求めていきたいと考えています。また、「期限を定めない雇用契約」というものは全廃して、正社員も数年おきに雇用契約を更新するようにしていくべきでしょう。そして転職しやすい環境を作り、雇用の流動化を進めていくことで、正規雇用と非正規雇用の間の壁は取り払うことができます。

本書でもあげられていましたが、制度上のそれよりももっと本質的な問題は、両者間のコミュニケーションの断絶と、それに伴う格差の固定ということになります。これらの問題は、恵まれた側からは見えづらいものですし、恵まれない側は現状にあきらめてしまい、向上心やモチベーションが生まれません。こうやって問題が表に出ないまま、格差が固定される状況が続いていくことになります。
この問題の解決策は、実はそれほど難しくないと思います。恵まれた側が仕事でも技術でも、未来に通じる道を切り開くのですが、その道を自分たちで独占せず、恵まれない側の人々にも通ってもらうといった形で、すべての働く人を競争に参加させる、参加できる仕組みが必要かと思います。

文章中、どういった立場の人々を批判しているのか不明確で、見えない敵と戦っているのではないかと思わしき記述もありました。いわゆる「勝ち組」が、自分たちの立場や権力をかさにきて、その他の人々を支配的に扱うようなくだりのところですが、そういった人々が実際にいたのでしょうか。それとも、この6年の変化が、彼らから支配力や権力を奪ってしまったのでしょうか。
たった6年なのに、働く環境が大きく変わったのだといえるのかもしれません。もっとも、自分の周囲だけの事情で、自分がITベンチャー企業にいるという特殊性もあるのかもしれませんが、本書で指摘されるほど抑圧的な状況にはなく、むしろ働く側が自らの可能性を摘んでしまい、成長を拒否しているところが、2012年の日本を覆っている新たな問題だといえなくはないでしょうか。

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2012年4月14日 (土)

[読書メモ]中澤二朗『「働くこと」を企業と大人にたずねたい』

「働くこと」を企業と大人にたずねたい ―これから社会へ出る人のための仕事の物語(中澤二朗)

私は大学を卒業して、今年でまる16年となりました。その間、体調不良での休職と2回の転職活動を合わせた数か月を除いて、ずっと企業で勤めています。
その16年間でも、仕事を取り巻く環境は大きく変わり、働くことに意味を見いだしにくくなってきました。生計を立てる手段と割り切るのか、生活の一部として仕事そのものを楽しみたいと考えるのか、自己実現やステータスのために成果を上げるのか。個人間での考え方の違いも大きいですし、理想と現実の間にも深い溝があり、考え方が揺らいでいるのが感じ取れます。
本書著者は人事担当者として、長年多くの働く人を見ており、その経験をもとに書かれています。

一読して、主張を詰め込みすぎ、何が一番言いたかったのかがぼやけてしまった印象があります。主張を図にまとめたり、「NJ法」という独自のアイデアを盛り込んだりしてわかりやすく説明しようとしているのは感じられるのですが、その図やアイデア自体が複雑になりすぎ、私自身が著者の主張を咀嚼し切れていないかもしれません。
その中で印象的だったのは、「人間の時間軸」という長いスパンで仕事をとらえ、短期的な利益にとらわれないことと、「しごと穴」と名付けた、仕事を通して見える、働くことの意義を見つけることです。

自分自身としては、仕事の時間は(通勤や休憩も含めれば)生活の半分を占めるわけだから、仕事を楽しめないと生活は明るくならない。そして仕事を通して社会に貢献したい、有り体に言えば社会に貢献している自分の存在を感じたい。とはいえ安定した収入は必要(そのために企業に勤めています)で、与えられた仕事を気が向かなくても取り組むことはある、といった考え方です。
短期的な利益は目的にしていないし、それを目的にした瞬間、仕事はつらいだけのものとなり、仕事を通して見えるものが見えなくなります。著者はこれを「しごと壁」と呼んでいました。また、そういう人々が上場会社の株式を買い、経営に口を出すようになったことで、多くの働き手が不幸になったと感じます。
企業が、自社の活動を通して社会に与えるものは、金銭的利益以外に何かしらあるはずです。それをお題目として示すだけではなく、きちんと実践することが大事ですし、出資者も利益だけを求めるようなことはしないでほしいと思います。
日本的経営が行き詰まったのではなく、米国的経営を取り込んだ際、仏つくって魂入れずで悪いところだけを持ってきてしまった、あるいは米国的経営そのものが現在になって矛盾を指摘されていることが、現在の日本企業が総じて持っている課題だといえます。

働く側も、起業であったり、ノマドや在宅勤務といった従来の働き方に縛られない形であったりと、新しい選択肢が増えています。仕事が生計の手段であり、嫌なことをやらされているので、そこから逃げる方法と取れなくもありません。自分もこれらの選択肢は否定しませんし、多様な働き方が提供される社会が到来することを望んでいますが、現状から逃げるための選択だとしたら、どんな働き方をしていても仕事そのものに意義を見いだすのは難しいと思います。
私たち働く側に必要なのは、自分が携わっている仕事や作業が、社会のどの部分を支え、あるいは変えようとしているのかを知ることだと考えます。単に生計の手段として仕事をするのは、人生の半分を無駄にするようなものですし、企業の歯車でいい、と自分をおとしめることにもなります。
企業が変わらないといけないのと同様、私たちも働くことに対する意識を変える必要があります。ひいてはそれが、日本の社会や経済を明るくするきっかけとなると思います。

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2012年4月11日 (水)

[読書メモ]築山節『脳が冴える15の習慣』

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める(築山節)

別の本で読んだ、「失敗ノート」の話からこの本にたどり着きました。まだ失敗ノートを付けるに至っていませんが、寝坊した、忘れ物をした、家に届いたはがきを紛失した、不用意な発言で妻の気持ちを傷つけたなどなど、小さな失敗はいくらでもあります。小さいミスだからといってないがしろにしていると、ミスをすることが習慣というか常態になって、大きなミスにもつながりますし、なによりも自分に自信が持てなくなります。
失敗を記録することで、ミスに対する意識を高め、同じ失敗を繰り返さないことを念頭に置くことができるようになります。また、あとで見返したときに、昔の自分はこんなつまらないミスをしていたのかと、自分の成長を感じることもできるのかもしれません。
……ここまで書いて、失敗ノートを付けるのを面倒くさがっている自分って何なんでしょうね。

さて、本書は脳神経臨床医が自らの治療成果などをもとに書かれた書籍です。訪れる患者さんの中には、うつ病のような症状をしめす人も紹介されていました。ざっくり書くと、心療内科だと思考のプロセスや脳内物質による精神の安定を中心に考えますが、脳神経科では脳の器質や活動状態の改善から考えるという印象で、治療のアプローチも違っているのだと思いました。どちらが優れているというわけではなく、状況により必要なアプローチは異なってくるでしょうし、様々な治療の仕方があるのだということです。

部屋や机の片づけが、思考の整理に役立っているということは、なるほどと思いました。ある程度の量の作業であれば整理せずとも何とかなっても、キャパを超えるといきなり収拾がつかなくなります。片づけのできる人は思考の整理も得意で、大きな問題も自分の手が付けられる小さな問題に分割して、全体を把握しながら適切な手順で作業に取りかかれるようになるということです。
自分の場合、会社の机は片付いているのですが(クリアデスクの決まりもありますし)、家の机はもはや収拾不能。物事の整理はできているほうではないのですが、これも机の整理=思考の整理、ということを示す一例なのでしょう。

効率よく作業をするには、時間を区切ること。仕事の場面でも、最近は残業時間に上限が設けられたり、定時退社日があったりするので、働く時間は短くなっていますが、仕事の総量は減っていません(むしろ増えているかも)。仕事の能率を上げなければならないのですが、それには時間を区切ることが有効です。
夏休みの宿題を8月の終わりになってようやく集中して取りかかる経験は誰にでもあったと思いますし、2時間で3000字の文章を書くことは通常は無理でも、そのように求められた試験の中ではできてしまいます。次の日曜日(2012年4月15日)が、情報処理技術者試験で、まさしくその状態に立たされます。
このブログも、その日のうちに書いてしまおうと思うのですが、いつも日をまたいでしまって、あとでこっそり投稿日時を変更することもあります。逃げ道があるから、集中し切れていないんでしょうね。

あと、定期的に脳の画像を撮影して検査する、というのが興味深かったです。時間もお金もかかるのですぐにはできませんが、自分の脳のどの部分が活発に働いていて、逆に働きの悪い部分はどこか、それが自分の性格とどういった関連があるのかは、気になるところです。自分の場合、左脳と右脳のどちらが働いているのかも気になります。IT開発者という仕事柄、左脳優位とは思いますが、企画や発想を出すのも好きなので、右脳もそれなりに使っていると思うので。

本書で取り上げられたいくつかは、すぐにも実践できることですので、自分も行動を変えて行ければと思います。ブログはすでにこうやって作っているし、家事は掃除以外は妻と分担で行っているから、あとは失敗ノートと部屋の片づけですね。

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2012年4月 6日 (金)

[読書メモ]福島正伸『リーダーになる人のたった1つの習慣』

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2012年4月 3日 (火)

[読書メモ]神田昌典『2022―これから10年、活躍できる人の条件』

2022―これから10年、活躍できる人の条件(神田昌典)

これから10年、日本にどのような変化が現れるでしょうか。
おそらく大半の方が、これまでの10年の変化よりも大きな変化が起こると考えているでしょうし、自分もそうなるのではないかと考えています。とはいえ、具体的にどのような変化が想像されるかというと、これは誰にもわからない。

本書では歴史の70年周期に着目し、約70年前の太平洋戦争敗戦、約140年前の明治維新と同じかそれ以上にインパクトを持った変革が、日本にやってくるだろうとしています。
敗戦と明治維新に共通するのは、その前後で価値観がひっくり返ってしまったこと。当然次の変革でも価値観が変わるとすれば、経済成長を旗印に、お金で動いていた世の中から、金銭・資産以外のものに価値を見いだす社会に変容していくのではないか、と考えることはできそうです。
著者の神田さんも、2000年代の初めには企業が業績を上げるためのダイレクトマーケティングのセミナー代表を務め、自社も大きく成長させてきた、とあります。ところが売り上げ一辺倒の方針に疑問を抱いて勉強会をたたみ、経営していた会社は上場を目指した頃から舵が狂いだし、神田さん本人も大病を患って死を意識したということで、意識の変化や挫折を数多く味わったのだろうと思います。

会社組織の限界についても言及されていました。組織の成長として期待されている、「経営の効率性」「サービスの革新性」「顧客との親近感」がぶつかり合い、方向が矛盾して動きが取れなくなっているのが、現在の日本の多くの企業に当てはまるということです。神田さん自身が経営していた会社も、同じ轍を踏んでいるので、経験として実感されているのでしょう。
会社がなくなるといっても、働かなくてよくなるわけではありませんから、現在のように週5日、毎朝同じ施設に移動してそこで働く、というのが当たり前ではなくなるということですし、自分の生活をまもり、社会的な肩書きを作ってくれていた会社に代わって、自分で自身の価値を高めないといけなくなる時代になるということです。
個人的には、複数の会社を掛け持ちしたり、会社で働きながら個人で起業したりと、もっと柔軟な働き方ができるような社会になればよいと思っています。働き方の多様化が進み、そのような方向に価値観が変えられれば、個人も企業も社会も、もちろん国も幸せになれるのではないでしょうか。

敗戦も明治維新も、外国の圧力によって変革が実現し、また変革の前後を断絶する出来事が歴史的な事件として刻まれています。その例に倣うなら、次の変革はたとえば、国債デフォルトを宣言して日本の政治経済が破綻し、国そのものが国際機関の管理下に置かれるような事態から始まるということになるのかもしれません。
自分としては、何が起ころうとも起こった現実を所与のものとして受け入れる覚悟をしています。変革の旗は振れませんが、その覚悟があるかないかだけでも、意識はかなり違ってくるのではないでしょうか。

最後に、近いうちにこの書籍での読書会を開催したいと思います。
詳しいことはまだ決められていないので、決まり次第発表したいと思います。
よろしくお願いします。

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2012年4月 1日 (日)

[勉強会]2012/03/31 セミナーズチャンプル

○コミュニティ名:読書チャンプル
○名称:3/31(土)さあ!SNSを使ってイベントを開こう!/読書チャンプル
○日時:2012年3月31日 14時00分~19時00分
○場所:月島区民館 1号室和室(Googleマップ
○参加者:8名

イベントを開催する人、したい人を対象としたセミナーです。
講師は吃音改善ネットワークの主宰などで活躍している田村亘さん。
田村さんのセミナーを聞くのは2回目で、前回は2年ほど前、「自分の名刺を作る」というテーマでした。名刺を作るといっても、デザインなどの話ではなく、自分が何をしたいか、その実現を手助けしてもらうために名刺に何を書けばよいか、というワークがありました。
その中で「自分の勉強会の活動を執筆して出版したい」という目標を掲げたのですが、当時は目標にも夢にもできない、荒唐無稽なアイデア。正直なところ実現の可能性などゼロだと思っていたのですが、……まさかねえ(詳しいことは近々発表します)。

本題に戻りまして、今回のテーマはイベントやセミナーの開催。自分はすでに読書会の開催の経験がありますが、ここではビジネスとして、つまり参加料を徴収して利益を得られるようなセミナーについて、お話を聞かせていただきました。
お金を出して参加する側としては、2000円や3000円なら出しても痛くないし(実際、このセミナーも3000円の参加費がありました)、むしろそれだけの価値があると期待して参加します。ただ、自分の給料と比較して考えると、これが5000円なら逡巡するし、1万円なら参加できなかったかもしれません。
これが逆に主催者としてお金を取る側になると、実費以上のものを受け取るのに抵抗が出てしまいます。誰もが通る道だそうですが、自分の読書会にそれだけの価値があるのか、また紹介する媒体が限られてしまう(たとえば、mixiのコミュニティは商用利用が原則禁止です)のではないか、という不安が出てしまいます。

今回のワークでは、まず、どんなセミナーを開催したいか、ということを各自で決めました。参加者を集めないといけないので、自分の興味の範囲から決めるのではなく、人気のあることをテーマとして狙っていくほうがよいということでした。
自分は昨年秋に情報処理技術者試験に合格した経験を使って、同じ資格の取得支援勉強会を開催することを考えました。

次に集客のための方法ですが、セミナーの日程を公開するだけでは当然ダメで、ブログやSNSの自分のページで自分の人となりを知ってもらう、SNSの友人を使って紹介の範囲を広げていく(そのために日頃からコメントなどの交流をしておく)、回数限定のメールマガジンを発行して、セミナーについての理解を深めてもらう、といった方法が必要だということでした。
私のところでやるなら、ブログとメールマガジンを開設し、見込み客を集め(勉強会や仕事での知り合いをたどることになると思います)、それからセミナーを開催ということになりそうです。
講師の田村さんにも言われたのですが、このセミナーを受けて「おもしろかった」で終わるのは最低で、どうか実際に実行に移してほしいということですので、そうなれるように行動していきたいと思います。

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