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2012年6月

2012年6月25日 (月)

[雑感]ブログのみ引っ越しました

ブログを移転しておりましたが、書き込みが遅れてしまいました。

カンタン!ブログお引越しサービス」を利用して、@nifty ココログに移転いたしました。
このブログは2010年まで、将棋関係の書き込みを行っていたのですが、2011年に本ブログに統合した際に放棄してあった跡地を再利用する形となりました。
(このブログに将棋にことを書いていたことがあるのを、自分でも忘れていました)

今後とも「新・たまご915の勉強会参加日記+α」をよろしくお願いいたします。

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2012年6月17日 (日)

[雑感]引っ越します

来月、引っ越しすることにしました。
といっても隣の市(埼玉県川口から越谷へ)ですし、勤務先が変わるわけでもないので、ネット上や勉強会での活動はこれまで通り続けていくことになります。

ただ、プロバイダ(ぷらら様)を変えることを検討しており、今度はWiMaxにしてみようかなと思っています。
そうなるとこのブログを別のところに持って行くことになるので、こちらはいったん閉鎖し、新たに別のところで活動することになります。

以下、ステルスマーケティングっぽくなってしまいますが(笑)、「カンタン!ブログお引越しサービス」に申し込みました。
ブログのコンバートサービスを提供している、「カンタン!ブログお引越しサービス」の管理をされている方と知り合いで、こういうときには是非使ってほしいとお願いされていました。
(ちなみに、同サービスが提供している、「ブログ文化向上委員会」にも別ブログを投稿しています。 >> 新・たまご915のIT道中膝栗毛
当方も多少の負担(5000円)をすることになりますが、移行の手間を考えれば高くはないですし、一度使ってみようと考えました。

今後とも、当ブログ「新・たまご915の勉強会参加日記+α」をよろしくお願いいたします。

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2012年6月13日 (水)

[読書メモ]渡邊奈々『チェンジメーカー』

チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える(渡邊奈々)

世界の社会起業家18人を取り上げ、それぞれの取り組みをまとめた書籍です。2005年の出版ですが、日本人も3人か取り上げられており、日本にも社会起業が根付きつつあるのを感じます。
社会のための活動としては、ボランティアやNPOといった、利益を求めない形での活動が一般的ですが、社会起業家として一定の収益を上げながら、社会のための活動を行っていく人も増えてきています。
位置づけ的には営利企業とNPOの中間ということになります。この位置での活動が増えていけば、社会貢献活動のあり方も、善意や奉仕に依存する形一辺倒から、持続可能なビジネスとしての方法もあるのだと認知されていくでしょう。

また、女性の活動家が多いことも感じました。営利企業のビジネスよりも、社会起業のほうが女性が活躍しやすいのかもしれません。男女の差はないはずですが、女性のほうが新しい形の活動に対してより積極的なのか、社会への問題意識が高いのか、いろいろな見解がありそうです。
社会起業家が女性の活動しやすいフィールドであるとするなら、社会起業を進めることは、女性の社会進出を促すことにもなり、日本にとっては一石二鳥の戦略ということにもなります。国を挙げて推し進めるべき、とはいわないものの、私たち一人一人が社会起業を理解し、差は買い起業家を応援、支援していく気持ちを持つことが必要だと言えます。

社会問題は、自分が知らないだけで、世界の至る所に見いだせます。貧困、病気、戦争、圧政、そして子供たちの問題など、そういった問題の影響受けていない自分たちが、いかに恵まれた存在なのかと感じます。
そしてそういった社会問題に苦しむ人々に、救いの手をさしのべる人たちは、本当に素晴らしい活動をしていると思います。また、理念だけでは具体的な行動に移せないので、社会を巻き込んで活動資金を得ながら、理念を実現するか藤堂を継続する姿勢には、ただただ頭の下がる思いです。
社会貢献をビジネスとして行うなんて、理念を営利で汚す行為だと考える人はいるでしょうか。もしいるとするなら、ボランティアに頼った活動では早晩行き詰まり、理念を達成できないのではないか、と考えるべきではないでしょうか。

あとがきの、日本人には恵まれない人に対するcompassionが足りない、という指摘を聞いて筆者が衝撃を受けたという話、自分も同様に感じました。昨今の生活保護受給の問題でもあらわになっていますが、物事を損得でしか考えず、思いやりを持たない非難は、私たちの心に何をもたらすのでしょうか。
もっとも、compassionがないのはずっと以前からの話で、学校教育の場でも形式的で実感を持たない「思いやり」が教えられてきていたし、そもそもcompassionの概念を説明する適切な日本語がないことが、何よりの証拠でしょう。

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2012年6月 3日 (日)

[読書メモ]石橋毅史『「本屋」は死なない』

「本屋」は死なない(石橋毅史)

以前から気になっていた一冊でしたが、今年から読書環境を電子書籍リーダーに切り替えたので、読める機会はないだろうと思っていました。なにしろ、電子書籍は印刷の本とは対立構造にあり、印刷の本しか扱わない書店にとっては電子書籍は商売敵でしかないですからね。それが電子化されたということ自体に、まず驚きました。

ここでいう「本屋」は、一般の書店ではなく、そこで働く書店員、それも本の並べ方や棚のつくり方にこだわりを持っている書店員をさしています。本書を読むまで、書店の品揃えはともかく、並べ方まで意識したことはなかったので、新鮮な気持ちで読むことができました。
著者は取材した店員の方々以上に、書店のあり方にこだわっているのかもしれません。棚のつくり方にこだわりがなく、ただ取次から送られてきた書籍を並べるだけの書店は嫌っているし、そういう売り方しか認めない大型チェーンの書店に対する嫌悪感を隠そうともしていません。

とはいえ、とは思います。著者がこだわっているほど、読者や一般の消費者は棚の中の本の配置に気を留めているとは言えないし、書店員もそれを理解していて、わかる人には書店員の意図やこだわりがわかるし、わからない人にも目的とする本や関連書籍を見つけやすい配置を目指す、そういう形にしているのであり、こだわりを押しつけているわけではないでしょう。
本屋も商売でやっている以上、経営を継続させることもミッションのひとつ。来店者の利便性を優先させて棚を作っているでしょうし、そこは著者のこだわりとは相容れない部分となっているかもしれません。
その辺りの対比というか、著者が自分の理想と現実との間で苦悩している姿も見て取れます。自分の理想を押し通そうとする著者と、現実の商売の立場からそれは不可能だとする書店側のギャップは、いつまでも埋まらないものではないかと思います。

著者や書店員のこだわりとは関係なく、書店はいまや重大な岐路に立たされています。新刊書を多数発行し、書店は返本前提でそれらを受け入れるというビジネスモデルが崩壊しつつあり、売れない書籍が多数出版される状況が出版社や書店の経営を苦しめています。また、ネット通販や電子書籍の販売も本格的になり、書店で本を買わない人も増えてきました(私もその中に入っています)。
そういった中で、書店や出版社がどのような生き残り策、あるいはビジネスモデルの変換を行えるかは、今後の出版のあり方を含めて注目すべき部分ですが、まだその見通しは立っていませんし、本書の射程とは別の部分の問題提起であるようにも思います。

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2012年6月 2日 (土)

[読書メモ]城繁幸『7割は課長にさえなれません』

7割は課長にさえなれません(城繁幸)

自分は1996年に大学を卒業し、以降ITベンチャーの世界で働いています。これまでに2回転職していますが、休職と転職活動中の数か月を除けば、ずっと正社員として職についていました。前にも書いたことがあるかもしれませんが、これを前提として感想を書きます。

自分は正社員として、恵まれた立場にいることは理解していたし、本書を読んでその思いをさらに強くしました。正社員と非正規(契約、派遣、パート、アルバイトなど)との差が大きすぎて、その間にあるべき雇用形態が事実上存在しないのが、問題だと考えています。日本では正社員イコールフルタイム勤務ですが、その概念を取り払って、週2日だけ働く(残り3日は別のところで働く)正社員があってもいいと思うのです。
また、無期限の雇用契約というのも、見直すべき、禁止するべきだと考えています。今の日本に必要なのは雇用の流動化です。雇用が流動化すれば、非正規雇用者や失業者を含めて働きがいのある職場の選択肢が広がりますし、雇用する側も本当に必要な人材を選べるようになり、これまでの沈滞ムードを一新することができると考えています。また、雇用契約が原則有期となれば、成果を出さないものが淘汰される形となり、正社員になれたからそれでいいと努力を怠ることもなくなる、という面もあります。

ということで、著者と自分との考え方に大きな隔たりはないはずなのですが、本書の内容にあまり共感できませんでした。既得権益を持つ、正社員や雇用側を露骨にいやらしく書きすぎているのが、自分には好ましく思えなかったという点があります。
自分が働いている、ITベンチャー業界は、それなりに雇用の流動化や能力給の制度が浸透していると思いますので、書かれているほど露骨な格差は見えてこない部分はあります。業界が変わると本書の記述がそのままの世界があるのかもしれませんが、正社員や雇用側を悪者に仕立て上げようとデフォルメを行っているように思えてしまいます。

そして、雇用の流動化と能力給の採用、正規雇用も非正規雇用も区別しない同一労働同一賃金の考え方は賛成なのですが、そうなったからと言って働く側が楽になるわけではなく、むしろ従来の正規雇用者はより厳しく、非正規の方々も状況が悪化しないまでも、好転することはないと考えています。
それでもこういった取り組みは行うべきで、なぜかというと、本人の努力次第で環境を好転させられるという希望が与えられるからです。現状、非正規雇用の側から見れば、正規雇用になる道は事実上閉ざされていて、希望が持てないわけですから、そこに大きな違いが生まれるでしょう。
本書の最終章で、雇用の流動化で働く側がパラダイスになるような描写がありますが、こういう結果を求めてしまうとまた失望するだろうな、と感じます。この辺りの描写は難しいですが、夢も希望も持てない現状から、状況は変わらないが希望が持てるようになったという変化を、もう少しうまく描いてほしかったと思います。

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