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2012年7月 8日 (日)

[読書メモ]田中和彦『38歳から絶対やっておくべきこと』

38歳から絶対やっておくべきこと(田中和彦)

20120708_38 今年(2012年)で39歳になりました。1年遅れではありますが、こういう、今何をすべきか的な書籍は自分の生き方を見直す上で役に立ちます。
自分は著者のような華々しいキャリアは持っていませんが、自分にしかない経験を積んできたわけですし、それを生かすも殺すもこれからの自分次第、ということになるでしょう。
ただ、仕事で大きなミスをしてしまった直後でしたので、最初の「いつでも辞表を出せる状態にして仕事に臨む」というのには苦笑せざるを得ませんでした。本書で言うのは、「何でもやれる自由を持った中で今の仕事を選び、今の仕事が自由を得られないのであればいつでも離れるべきだ」という意味に取ったのですが、自分が退職届を携えると「ミスをしたので責任を取って辞めます」になってしまうので。行動は同じでも、意味が全く逆です(笑)。

大学生との対話の中で、「自由」という言葉の意味が違うのかもしれない、と話しているのが印象的でした。確かに、学生の頃までは宿題を筆頭に様々な義務が与えられ、その義務が免除されるという意味での自由ですが、社会人になると行動は義務ではなく選択肢となり、どの選択肢を選ぶかの自由となっています。その選択肢の数を増やすことが、私たちの生活を豊かにしていくことにつながります。
といっても、社畜になるな、起業せよ、といった意味ではなく(本書著者も大企業で長年働いていました)、企業勤めであってもその企業に依存した生き方ではなく、ほかの選択肢もとれるようにしておくべきだ、ということです。やり方はいくらでもあるはずですが、それにブレーキをかけているのは、変化を嫌い、将来の不安定の責任を回避する、自分自身です。

もちろん、金銭的な問題はあります。今の仕事を投げ捨てて、新たなフィールドへ挑戦しようとしても、安定的な収入を得られるかどうか不安で逡巡してしまう、というのは自分もそうですし。
ですがこれ、批判覚悟でいうと、 (金銭的にも思想的にも)貧しい人の思考回路なんですよね。収入が少ないから少ないなりの考え方しかしないし、結果や成果もそれなりのものにしかなりません。
本書にもありましたが、先に現実が変わることはないから、考え方を変えていけば行動も変わり、結果もついてきて、考え方次第の収入になる。そして金銭的にも経験的にも蓄えができるので、新たなキャリアを志すことができるようになる。お金持ちにお金が集まっていく構図を指をくわえてみていたり、批判的にとらえる意見も少なくないのですが、収入のある人はそれだけの思考と行動を伴っているので、より収入が上がりやすい、と考えればどうでしょうか。

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