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2012年8月19日 (日)

[勉強会]2012/08/18 新聞記事で朝食会@スカイツリー

○コミュニティ名:新聞記事で朝食会~Let's朝活~
○名称:8/18 新聞記事で朝食会@スカイツリー
○日時:2012年8月18日 10時00分~12時00分
○場所:タリーズコーヒー  東京スカイツリータウン・ソラマチ店
○参加者:5名

先月スカイツリーライン(東武伊勢崎線)沿線に引っ越していながら、スカイツリーを直に見たのは今回が初めてでした。
ソラマチが10時開店なので、3階に上がるエレベーターの前の行列に並んで、開店時間と同時に3階へ。上がってみると会場のタリーズが見つからず、もう一度フロアマップをよく見てみると、……タリーズは外から入れるところにありました。何のために並んだんだ、俺は。

今回紹介されたのは、以下の記事です。

○サッカー場の芝の管理について(8/16日経)
ヨーロッパでは、芝は年に2回張り替える消耗品扱い。日本は芝の張り替えを恥と考える管理者のこだわりがあり、高い品質を保っています。
記事中では日本の芝の管理を評価していましたが、「コストをかけすぎ、強豪国に合わせればいい」という論調なら、それに流されてサッカー場の管理コストを下げるべきだと考える人もいたように思います。
話の中では、(ホームの)日本代表が有利になるように芝の長さなどを管理するような話、現在高校野球が行われている甲子園球場のグラウンドの管理や裏方さんのがんばり、さらには参加者皆さんのスポーツの経験や興味が話題に上りました。

○「いじめている君へ」はるかぜちゃん(8/17朝日)
○大津市教育長襲撃事件、容疑者の大学生が殺意を認める(8/18毎日)

○スマートフォンでカード決済、米国で広まる(8/18日経)
クレジットカードの読み取り装置をスマートフォンに接続し、簡単に決済を行う仕組みが始まっています。
日本でもサービスを展開する方向ですが、セキュリティの懸念もあります。自分は電子マネーのオートチャージ機能を使っているので、すでに同じことはできているのかな。
銀行の話に話題が広がり、窓口からATM、そしてネットバンキングと移ってきていますが、年配の人を中心に窓口を利用する人が少なくないという話でした。クレジットカードも、現金決済からカード、そしてスマートフォン決済となっていく過程を見るようです。

さて、いじめを取り上げた記事が2件、紹介されました。
昨年の中学生自殺事件以来、朝日新聞は30人余りの著名人のコラムを連載するなど、各メディアがこの問題を大きく取り上げています。残念ながら、個人的な思いをまず書いてしまうと、このやり方ではいじめはなくならないし、自殺事件も減らせないでしょう。
1986年に、東京でいじめを苦にした中学生の自殺があったことは多くの人が記憶していると思います。そのときもメディアは今回と同じように、こぞっていじめ問題を取り上げましたし、自分自身、このときの子供たち(私自身も含めて)が大人になる頃には、いじめの愚かしさを子供に伝えるだろうし、それでいじめのない社会を作れているのだろうと楽観的に考えていました。現実にはそれから25年、何も変わりませんでした。自分の無力感を感じる一方、第三者としての無関心も自分の中にあり、単に外から批判するだけでは何も解決させられないだろうと思います。
学校社会は非常に特殊で、同じ地域、同じ世代の人が強制的にコミュニティを作らされ、抜けられないという特徴があります。また、子供たちにとっては学校社会が社会全体であり、外の世界を知らないということも指摘しておきます。いじめを受けている側にとっては、「自分が選んだわけではない世界に入れられ、そこで自分が否定されている」という状態です。想像してほしいのは、彼らにとっては学校社会が世界全体ですから、そこから抜けられない、逃げられない。というよりもそういう発想がない、ということです。
私たちができること、すべきことは、いじめをなくすことではなく、いじめを受けている子供たちを受け入れる社会を作って彼らに示すこと、彼らに学校以外の社会を見せて、今すぐでも入れるように入り口を確保しておくことだと思います。
ただ、私たちの側もその準備ができていません。価値観の多様化は、私もしばしば用いるフレーズですが、多様化を認める社会になっていかないことには、いじめの問題は解決させられないでしょう。
学歴を積んで、有名な企業や組織に入って安定した収入を得るのが成功だ、というのはひとつの価値観でいいのですが、ほかの考え方も尊重できる社会、価値観の物差しをひとつに決めない社会が、今は求められていると思います。

また、同じいじめの事件から、教育委員長が襲撃されるような事態にまで発展してしまいましたが、ここに至るまでの教育委員会の対応は、組織としてそうなってしまうだろうという部分はあります。
自分はシステム開発に携わっているので、その仕事に置き換えて考えますが、自分が携わったシステムで問題が発生したことに気づいたとき、上司や顧客に報告するより前に、調査します。
まず、そもそもどのような現象が起こっているのか、それは設計上適切な動作であって報告する必要がないものかどうか。不適切な動作であれば何が原因でそうなっているのか。問題解決のためにどのような対応をすればよいのか、その対応には日数や費用はどれくらいかかるのか。……といったことを調査して、それから報告します。
別に悪意があって問題を隠蔽したいとか、矮小化したいとかいうのではなく、自分たちで解決できる問題であればそうしたい、ということです。自分一人はどうなってもよくても、上司や組織に迷惑をかける、あるいは影響が及ぶのは避けたい、という心理もあるかもしれません。
今回の学校や教育委員会のとった対応は、結果的に判断ミスだしどれだけ批判されても仕方ないものではあります。保身を図ろうとしたという誹りも免れないでしょう。ですが、ある程度の大きさの組織になると、どうしても隠蔽体質というものは出てくるのだということはあるだろうと思います。

長くなってしまいましたが、久しぶりに参加した新聞朝食会の感想としては、やはりいろいろな人と意見交換できる機会は貴重だ、ということになります。
ひとつの記事からいろいろな方向に話題が発展する可能性を持っているし、そういった脱線した意見交換こそが楽しいものです。議論して、各人の考え方を評価するのではなく、そういう考え方もあるのか、と受け入れるのが大事でしょう(先に挙げた、価値観の多様化にもつながってきます)。
本日はありがとうございました。

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