結局あきらめました
自費出版、出版社のほうから見積もりが届きました。1冊1100円を1000部作って、見積もりが約180万円。売り上げの6割が戻ってくることになっていますが、全部売れても120万円ほどの赤字ですね。「自費出版は儲からない」といいますが、具体的にこういう数字を突きつけられると納得します。
見積もりを待っている間に、自費出版ガイドというサイトを見つけました。このサイトによると、きちんとした装丁・流通で自費出版を行うとしたら、200万円近くが相場だということでした。
あと、やはりトラブルはあるのですが、これは作る側と売る側の意識のずれが原因となっているようです。高いお金を払うので、「こんなはずではなかった」がトラブルになって、詐欺だとか何だとかいわれるんでしょうね。
ということで、結局、断りました。金額の問題が大きいのですが、まだ何も書けていないことと、学術的に何も新しいことがないので、仮説に仮説を重ねてという形にならざるを得ないということがあります。それでも十分可能性があるという評価をいただいたので、その点は自信を持ってもよいのかもしれません。
もうしばらくは学問的に何か出せるか、図書館通いを続けたいと思います。
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