自費出版

2007年5月10日 (木)

結局あきらめました

自費出版、出版社のほうから見積もりが届きました。1冊1100円を1000部作って、見積もりが約180万円。売り上げの6割が戻ってくることになっていますが、全部売れても120万円ほどの赤字ですね。「自費出版は儲からない」といいますが、具体的にこういう数字を突きつけられると納得します。

見積もりを待っている間に、自費出版ガイドというサイトを見つけました。このサイトによると、きちんとした装丁・流通で自費出版を行うとしたら、200万円近くが相場だということでした。

あと、やはりトラブルはあるのですが、これは作る側と売る側の意識のずれが原因となっているようです。高いお金を払うので、「こんなはずではなかった」がトラブルになって、詐欺だとか何だとかいわれるんでしょうね。

ということで、結局、断りました。金額の問題が大きいのですが、まだ何も書けていないことと、学術的に何も新しいことがないので、仮説に仮説を重ねてという形にならざるを得ないということがあります。それでも十分可能性があるという評価をいただいたので、その点は自信を持ってもよいのかもしれません。

もうしばらくは学問的に何か出せるか、図書館通いを続けたいと思います。

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2007年5月 4日 (金)

自費出版?

1か月以上ぶりです。

しばらくこちらの活動はしていなかったのですが、図書館で「実隆公記」のチェックは続いています。あまり時間が取れず、少しずつしかチェックが進みませんが、それでも月に何度も将棋を指している様子がうかがえ、16世紀初めに将棋が流行していた可能性を伺わせます。

ネットのポイントサイトに広告を載せていた、某自費出版社のサイトに登録してみました。ポイントも入るし、この研究が出版の価値があるのかどうかも気になりましたので、わりと軽い気持ちだったのですが……。

放送大学の卒業論文をベースに全体的に改稿することを前提にして、何度かメールのやりとりをしていていたのですが、今日、先方から郵便が届きました。開けてみると、「興味があり、十分に出版に耐えられるであろう」とのこと。あまりいい返事は期待していなかったので、この回答にはむしろ驚きました。

ただ、こちらは、論文以降ほとんど何も進めていないし、原稿も1文字も書けていません。論文自体、遊戯史学会では査読の上でリジェクトされたわけで、学術的には使えないことが判明しているものです。将棋の対局になぞらえていうと、駒が足りないのに攻めさせられて、切らされそうになっている状態です。

この出版社の評判をネットで検索してみましたが、あまりいい評判はないようです (自費出版全体が評判が悪いようにも思えますが) 。自費出版、協力出版は初期コストが大きいので、趣味でやるのにどれだけお金を出せるかという問題もあります。大金を詰んで出版にこぎ着けたものの、全く売れずに在庫だけが残ってしまうこともあるわけで。

こりゃあ、金駒を根こそぎ取られる前に、投了する一手でしょうか。

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