もうすぐゼミ合宿
久しぶりに投稿。今年初めての記事ですが、もはや「あけましておめでとう」じゃないですし。
2月21~22日に、大学院のゼミ合宿があります。いま、その資料が刷り上がったところ。
去年秋の1回目の合宿で、『実隆公記』を説明してきたので、今回は残りの史料となる『言継卿記』『言経卿記』と、江戸時代・元禄年間の棋書『諸象戯図式』。諸象戯図式は版本の形でしか残っていないので、翻刻 (行書・草書の版本を現在の文字に置き換える) から作業を行って、元禄時代の将棋がどのようなルールであったのか、古将棋についてどこまでわかっていたのか、ある程度わかるかもしれません。
今回の修論のテーマとは離れてしまうのですが、『諸象戯図式』など江戸時代の棋書を丹念に読み解けば、古将棋のルールが正確に再現できる可能性はあります。
ゼミの資料は、1部17ページという大部になってしまいました。実際に使うのはそのうちの7ページだけですが、参考資料的に必要なので、とりあえず全部印刷。それをゼミに参加する16人分印刷するので、単純にかけ算しても300枚近くの紙を使うことになってしまいました。エコじゃないな (笑) 。
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